海外送金はトランスファーワイズが便利!メリットや円高時の注意点

フランスへの海外転勤の準備の中でトランスファーワイズを利用。使ってみて感じたメリットやトランスファーワイズの利用を避けるべきタイミングを紹介。アカウント開設方法も載せています。

プチポワ

こんにちは、夫の海外赴任でフランス生活中のプチポワです。

海外転勤が決まると、ビザの準備や現地の物件探しなどやることがたくさん出てきますよね。

フランスでの生活の立ち上げをスムーズにするために、我が家は渡仏前にインターネットで物件情報を集め、アパルトマンを決めました。

そのため、日本にいるうちに不動産会社への仲介料や1ヶ月分の家賃を支払う必要があり、海外送金をすることに。

そこで利用したのが銀行よりも安くて早い海外送金システム「トランスファーワイズ」でした。

この記事では、トランスファーワイズを実際に使ってみて感じたメリットや、トランスファーワイズを使うべきでないケースを解説していきます。

海外赴任や留学を控えている方はぜひ参考にしてみてください!

トランスファーワイズとは

トランスファーワイズとは、海外送金を銀行よりも安く・早くできるオンラインサービスです。

メガバンク、地方銀行、ネット銀行など様々な金融機関で海外送金サービスの取扱いはありますが、トランスファーワイズの手数料は最大で銀行の8分の1。

アカウントを作成するときの本人確認や送金手続きは全てオンライン上で完結するので、銀行の手続きのために平日会社を抜け出すことなく海外送金が可能です。

我が家はこれまで日本からフランスへの送金で5回利用していますが、いずれも手続き開始の翌営業日に着金しており、本当に早いと感じています。

トランスファーワイズはどんなときに使える?

フランスではどの銀行で口座開設をするべきか?

フランスで生活をしていく中で、次のような日本・フランス間の海外送金が必要となるケースがあります。

日本からフランスへの送金例
  1. 渡仏前に不動産会社の仲介料を支払う
  2. 渡仏前に語学学校などの授業料を支払う
  3. フランスで現地口座開設後、当面の生活費を送金する
フランスから日本への送金例
  1. フランス生活中に日本の家族などに送金する
  2. 本帰国時にフランスの現地口座から日本の口座へ残高を送金する

いずれのケースでも、トランスファーワイズで対応が可能です。

トランスファーワイズはなぜお得?

トランスファーワイズの手数料が銀行の海外送金に比べて安い理由は、次の2つです。

  1. 中継銀行手数料と受取銀行手数料がかからない
  2. 実際の為替レートで送金できる

それぞれ詳しく説明していきます。

お得な理由①中継銀行手数料と受取銀行手数料がかからない

海外送金をするときの手数料には、以下の3つがあります。

①送金手数料
送金手続き時に支払う手数料。銀行での海外送金の場合には、送金側銀行に支払います。
②中継銀行手数料
送金側の銀行から受取側の銀行へダイレクトに送金することができない場合に第3の銀行を経由するケースがあります。その中継銀行へ支払う手数料です。ダイレクトに送金ができる場合にはかかりません。
③受取銀行手数料
受取側の銀行に支払う手数料。基本的には受取人が支払います。送金側が負担したい場合には、受取銀行の手数料を調べて、送金額に上乗せして送金する必要があります。

トランスファーワイズでは、100万円未満の送金の場合、これら3つの手数料のうち、②中継銀行手数料と③受取銀行手数料がかからないため、銀行よりも安い手数料で海外送金が可能です。

中継銀行手数料や受取銀行手数料は、送金が完了するまでいくらかかるのかわからないケースもあるため、銀行送金では、手数料を送金側の負担にしたい場合には予想額を算出した上で上乗せして送金しなければならないケースも。

トランスファーワイズでは、中継銀行手数料と受取銀行手数料がそもそもないので、希望外貨送金額ぴったりの金額を送金できるという利点もあります。

お得な理由②実際の為替レートで送金できる

銀行の海外送金サービスでは、実際の為替レートに1ユーロあたり1円50銭などの両替手数料が上乗せされています。

この手数料込みの為替レートは、TTSと呼ばれる各銀行が独自に定めるレートなので、銀行によって上乗せ金額は異なります。

一方でトランスファーワイズはこの上乗せ手数料はなく、実際の為替レートで送金ができるため銀行よりもお得に海外送金することが可能です。

銀行手数料との比較

実際に、トランスファーワイズ、楽天銀行、三菱UFJダイレクト(三菱東京UFJ銀行のオンラインサービス)の3つの方法でフランスのBNP PARIBASに2,000ユーロの海外送金をした場合の手数料を比較してみました。

(2020年2月21日の為替レート)

トランスファーワイズ 楽天銀行 三菱UFJダイレクト
為替レート 1ユーロ = 121.04円 1ユーロ = 122.44円 1ユーロ = 122.54円
2,000ユーロ換金額 242,080円 244,880円 245,080円
送金手数料 2,125円 750円 3,000円
中継銀行手数料 なし 1,000円
受取銀行手数料 なし 3,510円 3,510円
送金額合計 244,205円 250,140円 251,590円
+
中継銀行手数料

※受取銀行手数料は、BNP PARIBASで2,000ユーロを受け取った場合の受取銀行手数料29ユーロをもとに計算。便宜上、2020年2月21日の為替レートを使用して算出。

トランスファーワイズを利用すると、楽天銀行よりも5,935円、三菱UFJダイレクトよりも7,385円 + 中継銀行手数料分がお得だということがわかります。

三菱東京UFJ銀行では、三菱UFJダイレクトというオンラインでの海外送金の場合、中継銀行の手数料の金額は送ってみなければわからないため、不動産会社への仲介料や学費などのぴったりの金額を送金したい場合の海外送金には不向きだと感じます。

手数料の安さやぴったり入金できるということから、我が家は「円→ユーロ」「ユーロ→円」の海外送金はトランスファーワイズ一択です。

アカウント開設方法

アカウントはトランスファーワイズのホームページ上で開設します。必要な書類は、次のとおりです。

・マイナンバーカード(写真付きのもの)

または
・マイナンバー通知カード+写真付きの本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)

本人確認が済むと、自宅宛てにアクティベーションコード(4桁)が書かれた書類が送られてきます。

このコードをトランスファーワイズのマイページ上で入力することでアカウント作成手続きは完了。すぐに海外送金が利用できるようになります。

我が家は、本人確認書類を提出するときに免許証の裏側のデータを送らなかったためエラーになり再提出となりましたが、それでも1週間でアカウント開設ができました。

プチポワ

一度アカウントを開設してしまえば、送金したいと思ったときにいつでも海外送金ができるよ!

ちなみに、アクティベーションコードは日本国内の住所に郵送されることになるため、日本在住中か一時帰国中しかアカウントの作成ができないので注意が必要です。

トランスファーワイズのメリット

私が感じたトランスファーワイズのメリットは次の5つです。

  • 手数料が安い
  • 家にいながらにしてアカウント作成や海外送金ができるので銀行に行く必要がない
  • 送金希望外貨額ぴったりの入金ができる
  • 送金完了のメールが届くなど、オンライン上で随時状況確認ができるため安心感がある
  • 「送金証明書」という送金の概要が書かれた書類がPDFで発行されるため、送金の証明が必要なときに利用できる

送金証明書は、トランスファーワイズホームページの言語設定を変えることで英語やフランス語で作成することも可能。

私は、不動産会社に送金が完了したことを伝えるためにフランス語版の送金証明書を作成してメールに添付して送りました。

相手の使用可能な言語に合わせて証明書を作れるのは本当に便利だと感じましたよ。

トランスファーワイズを使うべきでないタイミング

本帰国をする際には、フランスの銀行口座から日本の銀行口座へ残高を送金することになります。フランスの銀行口座は維持費がかかるので、基本的には帰国時に口座を閉鎖するのです。

トランスファーワイズでフランスから日本へ送金する場合にはユーロのまま海外送金をすることはできません。

フランスから日本への送金では「ユーロ→円」にしか対応していないので、本帰国のタイミングが円高だった場合、トランスファーワイズで送金をしてしまうと為替の影響で大きく損をするリスクがあります。

円高時の解決策|日本国内金融機関にユーロ口座を開設し、銀行で海外送金をする

本帰国でフランスの銀行の残高すべてを日本に海外送金しなければいけなくなったときに、円高だった場合は日本国内の金融機関のユーロ口座にユーロのまま海外送金をして、使う予定がなければ円安のタイミングになるまで待つというのがおすすめです。

そのために、海外赴任が始まる前や一時帰国のタイミングで日本国内の銀行でユーロ口座を作っておく必要があります。

プチポワ

フランスの口座に貯まった金額によっては両替レートが1円違うだけで何十万円と変わってくることもあるよね!
逆に、帰国時期が円安のタイミングだったら、トランスファーワイズで日本円に替えて送金するのがオススメ!

我が家の場合は、楽天銀行でユーロ口座開設

我が家は、もともと楽天銀行を利用していました。

円普通預金口座しか持っていませんでしたが、オンラインで簡単にユーロ口座が作成できることがわかり渡仏前にユーロ口座を開設。

「ユーロ→ユーロ」の海外送金ではトランスファーワイズを利用できませんが、フランスの銀行から通常の海外送金をすることで日本のユーロ口座に残高を移すことが可能です。

トランスファーワイズよりも送金手数料は高くなりますが、円高時に両替をして損をするよりは良いでしょう。

まとめ

トランスファーワイズのメリットやトランスファーワイズを使うべきでないタイミングを解説してきました。

トランスファーワイズのアカウント開設、日本の銀行のユーロ口座開設は、基本的にはどちらも日本にいるときのみ可能です。

渡仏後、必要になってから慌てても遅いというケースもあるので準備はお早めに!ぜひ参考にしてみてください。

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