プチポワ
初めての赤ちゃん連れでの海外生活。我が家が最初に直面した困難は【赤ちゃんの肌荒れ問題】でした。
慣れない海外生活の中、「肌荒れを改善するためには何を使ったら良いのだろう・・」とインターネットで調べたり、小児科医の話を聞くなど大変でしたが、その甲斐あって良い対策法が見つかり現在はすっかり肌荒れも改善されています。
この記事では、フランスで赤ちゃんの肌荒れ対策のために私が実際にやっている4つのことを紹介していきます。
対策1|フランス小児科医推奨のボディソープ・保湿クリームを使ってみた
我が家は息子が9ヶ月のときにフランスへ引っ越してきましたが、渡仏してまもなく環境や水の変化からか、息子の肌がカサカサになり始め、膝や肘の裏などが赤く荒れてしまいました。
現地の小児科医に診てもらったところ、軽いアトピーと診断されました。
アトピーや乾燥肌に効くとのことで小児科医から紹介してもらったのが、ラロッシュポゼ(LA ROCHE-POSAY)のボディソープと保湿クリーム。
【左】ボディソープ ”LIPIKAR HUILE LAVANTE”
【右】保湿クリーム ”LIPIKAR BAUME AP+”
ボディソープは、液体で出てくるのでネットで泡立てて使用しています。ふわふわに泡立てることで赤ちゃんの肌への刺激も少なくて済みますよ。
保湿クリームは少し重めのテクスチャーですが、しっかり伸ばせばべたつかず、保湿効果も高いと感じています。
息子の肌も、ラロッシュポゼを使い始めてから乾燥が落ち着きました。
ラロッシュポゼの商品は、大きめの薬局であればだいたいどこの薬局でも売っています。
「病院で紹介されたものだから処方箋をもらって保険が適用されるのかな?」と思いましたが、小児科の先生に聞いたところ保険対象ではないとのことでした。ただ、小児科でサンプルをもらうことはできましたよ。
どちらも400ml入りで11ユーロ程度。大容量なので、惜しみなく使えています。2本セットなど、まとめ買いをすると少しお得に購入できるようですよ。
ちなみに、赤ちゃんから大人まで使えるものなので、息子がラロッシュポゼを使い始めてから、ボディソープ・保湿クリームどちらも家族みんなで使っています!
対策2|子どもの洗濯用洗剤を変えてみた
息子の肌が乾燥し始めてから、フランスにも日本のように赤ちゃん用の洗剤がないのかなと思い探してみました。
そして、Le chat(ルシャ)という石鹸メーカーが出しているLe Chat Bébé(ルシャベベ)という赤ちゃんの敏感肌用に開発された洗濯洗剤を見つけ使い始めました。
プチポワ
Le Chat Bébéの特徴は、
- 防腐剤不使用
- アレルギーを引き起こす恐れのある香料不使用
- 小児科医によって開発
- 皮膚科医のテスト済み
- 赤ちゃん特有のシミ(ミルクやニンジン)などがよく落ちる
です。
カルフールなどのスーパーにも売っていて、1.6L入りのボトルは8ユーロ程度で購入可能。
我が家では、息子の洋服はLe Chat Bébéだけで洗っており、柔軟剤は使っていません。Le Chat Bébéの洗剤だけでも、洗い上がりのゴワゴワ感は感じないですよ。
フランス生活が長い友人は柔軟剤変わりにお酢を入れていると言っていました。
赤ちゃんの敏感肌用ということなので安心して使えています。フランス人ママたちの間でも「赤ちゃん用洗剤と言えば、Le Chat」という認識のようです。
対策3|軟水シャワーヘッドを使ってみた
日本の水は基本的に軟水ですが、フランスの水は硬水。
水の違いは、フランスで暮らし始めて日本との違いを大きく感じたことの1つです。
硬水のシャワーを浴びるようになってから、私自身、髪はギシギシするし、肌も乾燥するようになったなと感じていました。
硬水によって石鹸カスができてしまい、汚れとして残ってしまうことが原因のようです。
「大人でもダメージを受けるのに、敏感な赤ちゃんの肌に良いはずがない!」と対処法を調べていたところ、イオナックという硬水を軟水に変えることができるシャワーヘッドを知り購入してみました。
プチポワ
金額は、国内発送・海外発送によって異なります。
本体 (フィルター1点含む) |
交換フィルター | 送料 | |
国内発送 | 15,180円 (税込) |
6,380円 (税込) |
無料 |
海外発送 | 13,800円 (免税) |
5,800円 (免税) |
購入金額20,000円以下 2,000円 購入金額20,001円以上 3,000円 |
フィルターの交換目安は4ヶ月ごと。コストはかかってしまいますが、息子の肌荒れ問題と自分自身の髪の毛ギシギシ問題がどちらも解決できたらと思い購入を決めました。
ラロッシュポゼを使い始めたタイミングとほぼ同時だったので、息子の肌にどれだけ効果があったかは検証できていませんが、シャワーの水が柔らかくなった実感があることや、シャワーヘッド以外何も変えていない私の髪の傷みが改善されていることから息子の肌にも効果があったのではないかと思っています。
フランスでは、硬水が肌に与えるダメージが大きいためお風呂を2日に1回にしたり、特に敏感な顔にはシャワーの水を当てず拭き取り化粧水で済ませるなどの対処法が取られているそう。
我が家は、軟水シャワーヘッドを使い始めたことで硬水による肌への負担を考える必要がなくなったので、安心して毎日バシャバシャ息子をお風呂に入れてられています。夏は特に、毎日清潔に保つことも肌荒れ防止につながりますよね!
イオナックの軟水シャワーヘッドについては、こちらの記事に詳しい情報を載せています。

対策4|紙おむつにこだわってみた
フランスの紙おむつは、日本のものに比べて肌触りがイマイチ。
値段もメーカーによって差があり安いものでは1枚0.13ユーロ、高いものでは1枚0.40ユーロと幅があるので、渡仏して間もない頃はどのメーカーの紙おむつを使うべきなのか本当に悩んでいました。
そこで、『60 millions de consomateurs(60万人の消費者)』というフランスの雑誌が行った紙おむつ調査のランキングを参考に紙おむつを選ぶことにしました。
使用感(外れにくさ、吸水性、むれにくさ)や有害成分の有無を消費者目線で厳しくチェックしてくれる調査雑誌なので、とても参考になりますよ!
むれにくいことや有害成分が含まれていないことから、
- JOONE
- パンパース
- カルフールベビー
※紙おむつ1枚あたりの価格はサイズ3の定価をもとに計算
我が家はこの3つのメーカーの紙おむつに頼っていますが、おむつかぶれもなく安心して使えています。
より詳しくフランスの紙おむつ事情を知りたい方はこちらの記事もどうぞ!

まとめ
フランスで赤ちゃんの肌荒れ対策のためにやっている4つのことを紹介してきました。
「肌荒れ」や「アトピー」と言っても、赤ちゃんによってもちろん程度の差があるので、これらの対策が全ての場合に有効とは思っていませんが、私はこの4つの肌対策を知ることができて本当に良かったと思っています。
フランスで子育て中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!