フランス空き巣対策|アラームや盗まれた現金が返ってくる方法を紹介

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我が家は、フランスで最も空き巣件数が増えるバカンスシーズン真っ只中の8月に空き巣被害に遭いました。

空き巣被害に遭ってからはとにかく家にいるのも出かけるのも怖い・・という日々が続き精神状態も不安定に。

そんな中、これ以上空き巣に入られないよう対策をしたいと思い、フランス人の友人や警察官からもアドバイスをもらい様々な防犯対策を取り入れました。

この記事では、我が家が実践している10個の防犯対策を紹介していきます。

プチポワ

「10個・・!?そんなにやってるの?」と思うかもしれませんが、フランスの治安は舐めちゃいけませんよ!

空き巣対策①|家に現金を置かない

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フランスでは、どんなに万全に空き巣対策をしたとしても、一度泥棒に家を狙われてしまえばどんな鍵やドアでも突破されてしまう可能性があります。

我が家は空き巣に入られて、現金15万円を盗まれましたが、その話をフランス人の隣人や、警察官、鍵業者などに言うとみんな口を揃えて「そんなに現金は置いちゃだめだよ」と言っていました。

実際に隣人は、家にそれほど現金を置いていなかったようで被害額は現金150ユーロで済んだそう。

そのため、そんなにショックが大きくなかったのか、空き巣被害3日後にケロっとした顔でバカンス旅行に出かけていきました。

周りのフランス人を見ても「取られて困るものを家に置かない」という考えは共通です。

住宅保険についても、貴金属は補償対象ですが、現金は補償対象外。泣き寝入りするしかないので現金を置いておくことはやめましょう。

フランスで、支払い手段としてクレジットカードや小切手が日本よりも普及しているのは現金のリスクが高いから。

クレジットカードや小切手であれば、何かあった場合でもVISAや銀行から補償を受けられるので普段から現金を多く持たないことをおすすめします。

空き巣対策②|日本人だとわかる表札を出さない

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フランスでは、「アジア人=お金持ち」というイメージを持っている人も少なくありません。そのため、アジア人は空き巣だけではなくスリやひったくりのターゲットにもなりやすいのです。

実際に私も、街を歩いていてスリに遭いそうになったことが2回あります。すぐに気づいて大声を出したため事なきを得ましたが、残念ながらアジア人が狙われやすいというのは本当だと感じています。

街でアジア人を見つけて尾行し、家を突き止めて空き巣に入るという手口もありそうです。

我が家はアパルトマンに住んでいるので、建物は特定されても部屋までは特定されないよう、インターフォンの表札は自分たちの名前は出さず、以前住んでいたと思われるフランス人名の表札をそのまま出しています

空き巣に入られたあとに防犯対策として表札を出さないことにしましたが、以前に比べて怪しい訪問者(以前はよくわからない用でチャイムを鳴らされたことがあった)が減ったと感じています。

チャイムが鳴ったときには「誰に用ですか?」と質問し、こちらの名前が出てこなければ不審者と判断し、すぐにインターフォンを切るようにしています。

フランスの一般的なアパルトマンでは、郵便受けは建物のオートロック玄関を入ったところにあります。この郵便受けにさえ表札を出しておけば郵便物もしっかり届きます。

ただし、コリッシモなどの宅配便が届くときは配達員にわかりやすいよう一時的に表札を出すこともあります。

空き巣対策③|セキュリティ会社でアラームを契約した

空き巣に入られたあとに始めた防犯対策として最も効果的かつ安心感を得られたのがセキュリティ会社のセンサーとアラームです。

我が家では、EPSというフランス版のセコムのような会社と契約をしました。

センサーは、玄関の扉と窓に付けていて、留守モードまたはおやすみモードにしているときに扉や窓が開くと大音量のアラーム音が鳴ります。

同時に、防犯カメラで画像が撮影され、EPSの集中管理センターにアラームが作動したという情報とともに送られます。

集中管理センターからは、私か夫の携帯電話に安否確認連絡が入り、第三者による侵入であればセキュリティ会社職員が家まで駆けつけるというシステムになっています。

こういったアラームや防犯カメラのシステムをフランス語では” télésurveillance”と言います。

このリモコンで留守モード・おやすみモード・解除モードを設定します。
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家の玄関には「EPSによって24時間監視されています」というステッカーも貼ってあり、泥棒の抑止になると思っています。
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ただし、解除し忘れて自分でアラームを作動させてしまうこともあるので注意が必要です。

EPSのセンサーとアラームは、月々約20ユーロで利用できています。一度空き巣に入られたことで、「安全はお金で買うもの」だと実感しました。

ちなみに、BNP ParibasやSociété généraleなどのフランスの大手銀行では、住宅保険のほかにこの” télésurveillance”のシステムを独自に扱っているケースが多く、メインバンクで口座管理・住宅保険の加入・防犯システムの契約をまとめてやってもらうのが手続きとして一番楽だと思います。
※我が家が契約したEPSは2019年にHomirisという会社名に変更になりました。

空き巣対策④|自宅ドアの前には何も置かない

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フランスは、日本の住宅とは違い室内に靴を脱ぐための玄関がありません。そのため、フランスに暮らす日本人家庭で土足やベビーカーを自宅のドアの前に置いているケースもあるようです。

これは、空き巣に入られた身からするとものすごく危険に感じます。

アパルトマンのオートロックを突破して建物内に入られた場合、住んでいるのがどの部屋か特定されてしまいますし、靴やベビーカーを日常的にドアの前に置いていれば留守か家にいるのかも簡単にわかってしまうからです。

自宅ドアの前には何も置かないようにしましょう。

空き巣対策⑤|旅行の予定はなるべく人に話さない

我が家が空き巣に入られたときに警察官からしきりに質問されたことがあります。それは「バカンスで旅行に出かけることを誰かに言ったか?」というものでした。

我が家は夫の会社の同僚くらいにしか旅行の予定を話していませんでしたが、例えば顔なじみのスーパーの店員や知り合って間もない知人などに数日間不在にすることを伝えてしまった場合、もし窃盗グループなどとつながりがある人物だったとすれば泥棒に有益な情報が漏れてしまう可能性があります。

実際に、そのようなケースによる空き巣被害は多いようで警察官には「旅行の予定は人に言ってはいけない」と強く言われました。

プチポワ

空き巣に入られたときに旅行の予定を教えた人を無駄に疑ってしまうのも嫌だし、旅行の予定は必要以上に言わないのが無難だよ。もちろん「これから旅行行ってきま〜す!」などのSNSへの書き込みもダメ!

空き巣対策⑥|街で知り合った人は家に呼ばない

こちらも旅行の予定を人に教えないという防犯対策と似ていますが、街で知り合った人を家に呼んだりするのもやめましょう。

子育てをしていると多いのが、児童館で知り合った親子と仲良くなり、だんだん児童館以外でも遊ぶようになり家に招くというケース。

海外生活をする上ではこれはかなりリスキーなことです。家の中にどんなものがあるかや、家の構造が漏れてしまう可能性もゼロではありません。

裏でどんな人たちと繋がっているかわからない知り合いは家に呼ばないのが鉄則です。

空き巣対策⑦|数日間留守にするときは夫婦時間差で家を出る

我が家では、家族揃って数日間外泊するときには、私と夫は時間差で家を出るようにしています。

我が家が空き巣に入られたのは、バカンスの旅行に出かけた初日。朝に家族揃って旅行バッグを持って外出したのを誰かに見られていた可能性もあると思っています。

空き巣対策⑧|目立つファッションをしない

アジア人の少ない地方都市では特にアジア人は目立ちます。

服装が華美だったり、高価なアクセサリーを付けているとより狙われるリスクが高くなります。ブランドバッグもやめましょう。

空き巣対策⑨|ATMでお金を引き出すときは利用明細を保管しておく

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空き巣やスリ被害に遭ったときは、基本的には現金は補償対象外ですが、1つだけ盗まれた現金が返ってくる方法があります。

VISAのクレジットカードやデビットカード機能が付いた銀行キャッシュカードを使いATMで現金を引き出した場合に、明細を保管しておけば現金の引き出しから48時間以内の被害であれば補償されるのです。

私がメインバンクとして利用しているBNP Paribasであれば”Assurance BNP Paribas Securité”という名称で保険が紹介されています。

空き巣対策⑩|新規で賃貸契約をするときには玄関の鍵を変えてもらう

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新規で賃貸契約をする場合には、入居時に鍵の交換をしてもらうことをおすすめします。

日本の賃貸物件では鍵交換は一般的ですが、フランスでは強く主張しなければやってもらえないケースもあります。合鍵を作ることができる鍵屋がいたるところにあるので、前の入居者が鍵を持っていないとも限りません。

我が家も鍵の交換を入居時にしてもらいました。200ユーロほどでやってもらえましたよ。

まとめ

我が家が実践している防犯対策を紹介してきました。

空き巣に入られてから防犯意識がかなり高くなりました。「神経質すぎでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、フランス生活をしていると本当に危険がいっぱいです。

フランス社会に慣れているフランス人でも空き巣に入られますし、実際にフランス人の知り合いの中にも空き巣に入られた経験がある人が驚くほど多いです。

プチポワ

ほぼ100%の人が「自分自身が空き巣被害者」または「家族や友人が空き巣被害者」のどちらかに該当するイメージ!

防犯対策は多ければ多いに越したことはありません。ぜひ取り入れてみてくださいね。

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