母の日が終わったと思ったら、次は父の日。
正直、「また考えなきゃいけないのか…」と少し気が重くなることはありませんか?
実父へのプレゼント、義父への気遣い、毎年なんとなく似たような贈り物。
子育てや家事、自分の生活で毎日いっぱいいっぱいなのに、さらに“やること”が増える感覚に、疲れてしまう30代ママも多いと思います。
しかも不思議なことに、母の日には自然と気持ちが動くのに、父の日になると急に手が止まる。
「感謝していないわけじゃない。でも、なんだかめんどくさい。」
実は、私自身も父の日はずっと“手抜き”でした。
母の日ほど真剣に考えられず、「とりあえずこれでいいか」と済ませてしまった年もあります。
そんな自分に少しモヤモヤしながらも、毎日の生活に追われて、深く考えないようにしていたのかもしれません。
でも、それは冷たいわけでも、親不孝なわけでもありません。
今の生活を一生懸命回しているからこそ、“心の余裕”が足りなくなっているだけです。
この記事では、父の日をめんどくさいと感じてしまう理由を整理しながら、30代ママが後悔しないための「ほどよい感謝の形」を一緒に考えていきます。
なぜ父の日はめんどくさいと感じるのか
「父の日、何かしなきゃ」とわかっていながら、気づいたら当日になっていた。
そんな経験はありませんか?
これ、あなたがズボラなわけでも薄情なわけでもありません。父の日がめんどくさく感じられるのには、ちゃんとした理由があります。
まず、タイミングの問題。
母の日(5月第2日曜日)が終わったと思ったら、わずか数週間後に父の日(6月第3日曜日)がやってきます。気持ちも財布もまだ母の日モードが抜けていないのに、「次は父の日の準備を」と言われても、正直キツいですよね。
さらに、プレゼント選びのネタ切れ感も大きな原因です。
実父へ、義父へ、毎年毎年続く贈り物。「去年はビールセットだったから今年は…」「お義父さんの好みがよくわからない…」と悩み出すと、もう頭がいっぱいになってしまいます。
そして何より、日常のタスクがすでにパンパンなのが本当の問題です。
子どもの習い事の送迎、家事、仕事、夫との調整…
そこに「父の日の準備」というタスクがまた一つ追加される。忘れたいわけじゃないのに、物理的に余裕がない。それがめんどくさいと感じる正体です。
父の日よりも、母の日を優先してしまう人が多い理由
「母の日は自然に動けるのに、父の日になると気持ちが追いつかない」
こんな感覚、あなただけじゃありません。 実はこれ、多くの30代ママに共通する”あるある”なんです。でも、なぜそうなるのか、ちょっと深掘りしてみましょう。
一番大きな理由は、お母さんの苦労が”自分ごと”として想像しやすいからです。
自分自身がまさに子育て真っ最中のママだからこそ、夜中の授乳も、子どもの心配も、毎日の疲れも、全部リアルにわかる。だから「お母さん、ありがとう」という気持ちが自然とあふれてくるんです。
一方でお父さんは、少しだけ”距離”がある存在だったりします。何を考えているかわからない、どう接したらいいかわからない、欲しいものを聞いても「なんでもいい」と言われる……。気遣いたい気持ちはあるのに、どう表現すればいいかわからなくて、結果的に後回しになってしまうことがあります。
でも、これは冷たさではありません。今の生活を必死に守っているからこそ、心が外に向く余裕が追いつかないだけ。母の日より優先度が低くなってしまうのは、あなたの生活がそれだけ真剣だという証拠なんです。自分を責めないでください。
それでも父の日を完全にスルーすると少し後悔が残る
「もういっそ、今年は何もしなくてもいいかな」
そう割り切れたら楽なんですけど、なかなかそうもいかないのが現実ですよね。 完全スルーした後に残る、あの小さなモヤモヤ。その正体を一緒に見てみましょう。
夜、ふと「あ、今日父の日だったな」と気づいたとき。LINE一本も送らなかったことを思い出して、じわじわと罪悪感が湧いてくる。
このような経験がある方も多いのではないでしょうか。親が寂しそうにしていたらどうしよう、と想像して、ちょっと自分を責めてしまう。
でも、ここで大切な視点の転換をしてほしいのです。
父の日を行動するのは、「盛大に親を祝うため」じゃなくていいんです。「自分の後味を良くするため」に動く、と考えてみてください。
子どもの「おじいちゃんに電話したい」という一言に便乗して電話するだけでも、写真を1枚送るだけでも、「ありがとう」のスタンプ1つでも。それで自分の気持ちがすっきりするなら、その最小限の行動には十分な意味があります。
完璧な感謝でなくていい。自分の心が少し軽くなれるなら、それが「ほどよい」父の日です。
父の日は完璧じゃなくていい:具体的な「ゆる親孝行」案
「じゃあ、どの程度やればいいの?」という声が聞こえてきそうです。 ここでは、30代ママが無理なく動ける「ゆる親孝行」の具体策をご紹介します。がんばりすぎなくていい、続けられることが大事です。
ギフトを「固定化」する
毎年悩む時間をなくすために、「父の日は毎年ビール」「毎年お肉のギフト」と固定してしまいましょう。選ぶ手間がゼロになるだけで、気持ちがぐんと楽になります。「また同じじゃない?」と思う必要もありません。「いつもありがとう」という気持ちが毎年届くことに意味があるのだから。
「孫」を主役にする
実は、祖父母世代にとって一番うれしいのは、孫の存在です。プレゼントよりも、孫の声や顔を見ることの方が何倍も喜ばれることが多い。ビデオ通話で子どもに「じいじ、ありがとう!」と言わせるだけでも、写真を1枚LINEで送るだけでも、立派な父の日になります。準備ゼロで、心の距離をぐっと縮められます。
義父の分は夫に「丸投げ」していい
これ、許可します。義父へのギフトは、そのお父さんをよく知っている夫が考えるのが自然なことです。「お義父さんへのプレゼント、今年はあなたが担当してね」と一言伝えるだけでOK。夫婦でうまく分担することは、決して手抜きではありません。家庭を一緒に回していくための、賢いチームプレーです。
まとめ:一番大切なのは「あなたの心の余裕」
父の日について、ここまで一緒に考えてきましたが、一番伝えたいことはシンプルです。
無理をしてイライラしながら祝うより、今の自分にできる「最小限」でいいから、笑顔でいること。
プレゼントの値段も、手間のかけ方も、関係ありません。あなたが毎日子育てをして、家庭を守って、それでも「父の日、なんかしなきゃ」と考えていること自体、すでに十分やさしい人の証拠です。
ゆるくていい。ほどよくていい。「今年もなんとかやった」でいい。
ママここは、がんばりすぎているあなたの味方です。今日も一日、お疲れさまでした。


コメント